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仮契約?印鑑証明?~投資マンションをクーリングオフ

ご相談年月日;2010年9月はじめ(クーリングオフ期限当日)
ご相談者;関東在住男性
取引形態;アポイントメントセールス(訪問販売の一種)
契約物;投資型マンション
契約額;約3,000万円
契約年月日;2010年8月27日
結果;当職がクーリングオフ代行し、業者はあっさり受け入れ。

【ご相談要旨】契約が成立したかどうかも分かりません。

先週の今日、投資型マンションの契約をしてしまいました。というか、本当に契約が成立したかどうか、はっきりしません。

契約書には署名・捺印しましたが、その控えを受け取っていません。業者の話では、「まだ仮契約の段階」「金融機関との契約を済ませた段階で~」「印鑑証明が必要になる」等々ということらしいのですが、正直、よく分かりません。

実は、ほかにも同じ業者と6月に1件の契約を交わしています。ただ、こちらは、今回の契約をしたときに、業者が契約書を自分の目の前で破り捨てています。これが本当に解約したことになっているかどうかも、不安です。

今、手元にあるのは、収支予測と節税効果を予測したシミュレーションの紙と、業者の名刺だけです。

今日がクーリングオフの期限だと思いますが、どうしたらいいでしょうか?

※投資マンションのクーリングオフについては、「投資マンション・不動産をクーリングオフ・解約するには」をご参照ください。

【回答要旨】すでに本契約成立済みと考えた方が安全です。

まず、先週契約したものは、大急ぎでクーリングオフすべきです。

お手元に契約書や重要事項説明書等がないということは、法律上は今日中ではなくてもクーリングオフできるという理屈になります。不動産のクーリングオフ期間は、「書面でクーリングオフできる旨を告げられた日から8日間」だからです。その書面を受け取っていないなら、法律上は今もクーリングオフ期間が起算を始めていないことになります。

そうは言っても、現実問題は別に考えるべきです。

その業者は、「仮契約」と称して本契約の証拠作りをしているのかもしれません。一般論としては、あくまで商慣習として、近い将来に当該の契約を締結することを約束するのが「仮契約」なのでしょう。しかしながら、法律上は「仮契約」という概念が存在しません。契約書に署名捺印したということは、すでに本契約が成立していると考えておいた方が安全です。

とにかく、お手元にある書面をすべて大至急お送りください。限られた情報の範囲になるでしょうが、当職が可能な限りの判断をいたします。

それと、6月契約の経緯が今ひとつ不鮮明なので何とも言えませんが、契約書を相手業者が破り捨てたということは、その業者が当該契約を解除する旨の意思表示をした、と受け止めるのが通常でしょう。

業者がこのような行動に出た理由は、ご相談内容の範囲では判断できません。6月契約と今回の契約との関係については、業者に直接問い合わせるしかなさそうです。正式なご依頼をいただければ、それを含めて当職が代行いたします。

結果

当職がクーリングオフを代行した結果、本件以外の契約を含め、業者は一切の請求をしないことを表明。

※ご依頼者様の喜びの声はコチラ

※投資マンションのクーリングオフについては、「投資マンション・不動産をクーリングオフ・解約するには」をご参照ください。

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