余剰電力買取制度について
太陽光発電の訪問販売では、「余った電気は電力会社が買い取る制度がある。それで毎月のローンがまかなえる」等の営業トークが頻繁に使われます。しかし、実際の発電量は当初の説明に遠く及ばず、「話が違うとトラブルになるケースが頻発しています。
余剰電力買取制度とは
太陽光発電で自家消費せず余った電力を電力会社が買い取り、買取コストをすべての電力使用者が負担する制度です。
開始時期
2009年11月の検針日から買取が始まりました。使用者負担(太陽光サーチャージ)は2010年4月1日から始まっています。
買取期間
買取を始めた月から10年(120ヶ月)です。たとえば2月に買取が始まった場合、10年後の1月分までが買取期間です。
買取価格
2010年度(2011年3月末まで)に買取の申し込みをした場合に適用される価格は、以下の通りです。
- 一般住宅用→48円/kW(パネル出力10kW未満の場合)
- 非住宅用→24円/kW。
※家庭用燃料電池やエコウィル等の自家発電設備を併用している場合は、その押し上げ分が考慮され、買取制度の開始当初の買取価格は、住宅用で1kWh当たり39円、非住宅用で1kWh当たり20円となります。
※買取価格は、全国一律です。
※買取価格は、太陽光発電の普及状況やパネル価格の動向を見ながら、毎年見直される予定です。2011年度(2011年4月~)については、2011年1~2月ごろに予定される買取制度小委員会で審議されます。
※買取価格は、初年度のものが維持されます。次年度以降の申込者の買取価格が変更されたとしても、初年度に48円/kWで契約した人は、その価格が10年間変わることはありません。
余剰電力とは
太陽光発電から電力系統に実際に流れた量を指します。日中、「発電量>使用量」なら、余った電力が電力系統に流れ、売電メーターで計測されます。この、売電メーターで実際に計測された電力が余剰電力で、電力会社の買取対象となります。
よくある誤解ですが、余剰電力は、「1ヶ月の太陽光発電による発電量合計-1ヶ月の電力使用量合計」ではありません。
オール電化にしないと買取対象にならない?
そんなことはありません。余剰電力買取制度とオール電化の設置とは何ら関係ありません。
※詳細は、資源エネルギー庁再生可能エネルギー推進室(旧太陽光発電買取制度室)にて紹介されています。
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